日本眼科学会認定眼科専門医、医学博士


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眼瞼下垂

眼瞼下垂

  当たり前のことですが、どんなに良く見える目でも瞼を閉じたままでは見えません。
指で瞼を挙上すれば見えるのに、何もしないと瞼が下がって見えない、見にくいというのが眼瞼下垂です。
瞼が痙攣してあけられないのは、別のページで書いてある眼瞼けいれんです。
  瞼の動きは主に3つの筋肉で行っております。開く作用は、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)とミューラー筋によるもので、閉じる作用は眼輪筋(がんりんきん)によるものです。
  眼瞼痙攣(がんけんけいれん)は閉じる筋肉の眼輪筋のけいれんによって意識に反して目が閉じる病気です。
  眼瞼下垂は目を開けようとしても十分に瞼があがらない状態です。
  眼瞼挙筋は瞼の瞼板という板の表側にくっついており瞼と瞼板を持ち上げる役割をしております。コンタクトレンズの付け外しや、加齢、複数回の眼手術などが原因で瞼板に張り付いている眼瞼挙筋が外れてきて、筋肉が収縮しても十分に瞼を持ち上げる力が伝わらなくなってしまっている人がいます。この場合は眼瞼挙筋を縮めて瞼板に縫いつけなおす、眼瞼挙筋短縮術が有効です。
  眼瞼下垂の中にはただ加齢による皮膚弛緩が酷くなって瞼の皮膚がたるんで目を覆ってしまっている人もいます。この場合は、余っている皮膚を切り取って瞼の皮膚のみを縫い縮める手術で見やすくなる場合があります。
加齢性の眼瞼下垂では皮膚の弛緩と挙筋の短縮の両方の手術が必要な方が多いです。


眼瞼下垂手術 皮膚弛緩のみ

眼瞼皮膚切除


82歳の女性の方です
  2009年に私が手術しました。かなりの皮膚が垂れ下がって”ひさし”をつくっておりましたので10mm以上の皮膚切除を行いました。
眼瞼は血流が豊富であるため、傷口は綺麗に目立たなくなります。
  術後は瞼がすっきりした分、瞼の下のふくらみが気になるとのことでしたが、楽に見えるとよろこんでいただけました。
  睫毛が垂直に下がっており挙筋短縮術の適応もあったのですが、皮膚切除のみで本人の満足をえることができました。